MM9月号
先月7/21に自らの命を絶った 中村とうようさんの 遺書とも言える文が
ミュージックマガジン誌 9月号に掲載されました
最後に自ら楽しい人生だったと・・・おっしゃっています
昔お見かけした事はありますが
実際に話した事はありませんでしたが
音楽誌等での 強い自分の価値観と視点は 洋楽ファンには異常に説得力がありました
売れる事だけを狙った音楽界に 良い音楽と悪い音楽のボーダーラインを引いてくれた
真の音楽評論家でした
自害を知った当日 理由等もはっきりしなかった時点で
何か納得してしまいました
加藤和彦 今野雄二につづき自らの最終章を自分で演出する方たち
自分のしたかった事 成した功績を全うした人達が 自分の最後は自分で決める決意
言うのは簡単ですが なかなか出来ない事だと思います
自殺自体を倫理的に悪い事だと教えられているだけの現代人には 理解出来ない事かもしれません
決して自殺を推奨する訳ではありませんが 自分を完全燃焼してしまった後 無意味に生きる事を否定し
生きた証を示しているのではないかな?
と稚拙ながら思ったりします
当月号には 湯川れいこ氏 原田尊志氏の追悼記事も掲載されています
来月号は 追悼版となり アンソロジーも出版予定です
中村とうよう氏にあらためて
ご冥福をお祈りいたします
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