11/27 第三回 ビスケットタイム JAZZ講座を行いました
前回のBE-BOP:カンサスシティJAZZに続き ついにチャーリーパーカー,ディジーガレスピーの
登場に一気にモダンジャズに流れる熱いJAZZ スピリット溢れる演奏に佐藤氏も熱の入った説明を
されて アドリブの少々理論的なところまで踏み込んだ解りやすい説明に納得のひとときでした。
当日のプログラムをご紹介します
“WHAT’ S BE BOP ? ビー バップとは何か”②
ーBE BOP 革命とその特色 ー
「メロディ、ハーモニー、リズム」を劇的に変革させたからだ。
中でも、ビートの革命とも言えるBE BOP の4 ビートのドラムは、 テーマ コーラスのリフやアド リブ
に深く係わっていく。
Verve の「バード& ディズ」は名盤だが、バディー リッチは バップ ドラマーではないので、
バップ リズムの神髄が聴けない。
つまり、 パップ ドラム( 奏法) は、ビ バップに命を与える重要な役割があるのだが。‥‥‥‥
今回は、ビー バップの神髄を探るとともに、その社会的背景をも捉えたい。
STOMPIN’ AT THE SAVOY
- “Thelonious Monk AFTER HOURS AT MINTON’ S” April,1941
圧倒的に黒人と白人の若者に支持を得たBE BOP は、スウィングに取って代わり、
刺激的な前衛的音楽となった。 モダン ジャズの開始だ。
ミュージシャン自身がクリエートし、愉しむ音楽なので、大衆に迎合しないところが潔い。
ミュージシアンズ ミュージック でありながら、音楽仲間を選び、エリート意識が強かったこともこの音楽の特色であった。
1 プレBeBop
(1) チャーリー パーカーの1941 年 KANSAS CITY BAND
チェロキー
(2) 「GROOVIN’ HIGH」グリーヴィン ハイ (Savoy にも)
ディジー ガレスピー Groovin’ High 1945 年2 月28 日(29)
(3) 「Dizzy Gillespie / Show ‘Nuff 」から1945 年5 月11 日
Show ‘Nuff ( ショー ナフ) (Musicraft)
3 DIZZ と BIRD のコンビ タウンホール コンサート 1945 年6 月22 日
(4) ビー バップ(⇦ 曲名)
4 チャーリー パーカー 初リーダー作 1945 年11 月26 日Savoy 録音
(5) マイルスを入れた「チャーリー パーカーズ リバッパーズ」
で ビリーズ バウンス
5 Be Bop 全盛期へ
(6) Be Bop 最初のビッグ バンド
Billy Eckstine The Legendary Big Bop Band ビリー エクスタイン
Oop-Bop-Sh’ -Bam( ウー バップ シュ バム)
(7) Things To Come ( シングス トゥ カム)1946 年7 月9 日
Dizzy Gillespie ディジー ガレスピー
6 キューバのコンガ奏者 チャノ ポソを加え、アフロ キューバン ジャズを
(8) クバナ バップ 1947 年12 月22 日
(9) マンティカ 1947 年12 月30 日
7 バップ スキャット
(10) OOP-POP-A-DA ウーパ - パ- ダ 1947 年8 月22 日
8 バード、ジャズ アット ザ フィルハーモニック(J.A.T.P) に参加
(11) JATP ブルース 1946 年4 月22 日 LA エムバシー オーディトリアム
「The Complete Jazz At The Philharmonic OnVerve 1944-1949」
9 ファッツ (Fats Navarro) - バッド(Bud Powell) - クルーク(Kenny Clarke)
- ソニー(Sonny Stitt) - キニー (Kenny Dorham) というアルバム「ナヴァロ
のメモリアル」から
(12) グッド キック ケニー ドーハム(p)、ソニー スティット(as) など
(13) ビー バップ キャロル
30 歳で亡くなったアーニー ヘンリー(as)20 歳参加 タッド ダメロン(p) など
10 チャーリー パーカー クインテット
(14) ワフー (Wahoo) 「コムプリート ライヴ アット バードランド 1950」
パーカー’ ズ ムード 「チャーリー パーカー サボイ レコーディングズ」
1948 年9 月18 日
ROO JAZZ ROOMの講師 佐藤氏は第二次大戦直後からJAZZに魅せられ 長い間JAZZの普及と演奏指導
に携わっておられました
自らの所蔵も多く この程 浜松市楽器博物館に所有の楽器 書籍 レコード CD等を
寄贈されました
近日中にも楽器博物館に展示公開されますので 興味のある方はぜひ ご覧ください
昨日 寄贈授与式が行われました
フェンダーローズ ピアノからタブラ ジャンベ他の楽器類から
スウィング ジャーナル 創刊号から先月号
貴重なオリジナル アルバムやCD等 その総数200点を惜しげもなく寄贈されました
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